「融雪や開花と同様に、2026年の紅葉も例年より早いかも」と思い立ち、シルバーウィーク直前に標高2,450mの室堂まで様子を見にやって来ました。平日らしくない人出となり、長野県側では黒部ケーブルカーより上の乗り物で、始発より早い臨時便が出るほど。みくりが池(写真)で一息ついた後、雷鳥沢に向かいました。
[みくりが池]
エンマ台を過ぎて下り始めると、周囲の雰囲気がガラリと変わりました。写真右手の地獄谷は、噴き出る火山ガスと白く枯れたハイマツで荒涼とし、写真左手には「血の池」(写真)もあって、まさに地獄のような趣。ちなみに、枯れたハイマツが腐らずに残り続けているのは、強い酸性の環境により分解を促す微生物が生息できないため。また、血の池が赤く見えるのは、水や泥に酸化鉄が多く含まれているからです。
[エンマ台~雷鳥荘]
雷鳥荘を過ぎると硫黄の匂いが和らぎ、視界が開けて天国のような雄大な景色が広がりました(写真)。日本古来の山岳信仰に仏教が融合した「立山信仰」において、立山は前述の「地獄」と、立山三山や浄土山に代表される「極楽」が同居する「擬死再生」の聖地とされています。室堂から雷鳥沢キャンプ場へと下るルートは、まさにその「地獄」と「極楽」を肌で感じられるルートです。
[雷鳥荘~雷鳥沢キャンプ場]
ともあれ、今回の目当ての1つだった「足元に広がるチングルマの紅葉」は見事でした!チングルマの橙から赤へのグラデーションに、イワイチョウの黄色が混ざり合う紅葉の絨毯は、ここ(=雷鳥沢キャンプ場直前の下り坂)ならでは。北アルプスの一般的な森林限界(標高2,400~2,500m)よりも少し低い、標高約2,300mで森林限界を迎える立山ならではの開放的な景色と共に、ミニチュアの紅葉を満喫しました(雷鳥沢 vol.2 へ続く)。
[雷鳥荘~雷鳥沢キャンプ場]
[黒部ダム]
*場所 … 長野県大町市、富山県立山町
*営業期間 … 2026年4月15日(水)~11月30日(月)
*料金 … 電気バス(扇沢~黒部ダム)往復大人3,200円、小学生1,600円
[立山黒部アルペンルート]
*場所 … 長野県大町市、富山県立山町
*営業期間 … 2026年4月15日(水)~11月30日(月)
*扇沢駅側の駐車場 … 乗用車1,000円/12時間(※無料駐車場も有)
*扇沢から室堂までの交通費 … 往復大人12,300円、子供6,150円
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reported by Snownavi











