REPORTレポート

大町・安曇野・松本 レポート

2025.09.23安曇野市美術館 / 曇

2025年4月に「安曇野市豊科近代美術館」から名称を変えた「安曇野市美術館」が、大規模な修繕工事を終えて8/30(土)にリニューアルオープンしました。受付後に最初に現れる髙橋貞夫の「森の venus」(写真右手前)や高田博厚の「美しきエミー」等の彫刻作品を鑑賞したあと、2階の「あづみ野ガラス工房40周年記念展」に向かいました。
[安曇野市美術館・1階廊下]

2階の大展示室と展示室5~8には歴代工房在席者をはじめ多摩美術大学の教授、在学生らの作品が多数展示されていました。ホウ ヤウェンさんの「Veiling」を観賞中の山梨県からのお2人(写真)が「彼女がガラス細工が好きなので、この記念展を目当てにやって来ました。安曇野市美術館は初めてですがいいところですね。」とお話しくださいました。
[安曇野市美術館・大展示室]

ガラスを使った大小様々な作品は全57点。池内康祐さんの「無題」(写真)の、本の上にまるで水が乗ったような作品に目を引かれました。また、展示室5の「カメレオンの器」(松浦あかねさん)と「花を纏う」(海藤 博さん)も印象に残りました。2階は企画展示になっていて、11/16(日)~11/24(月)には「長野県美術展」が行われます。
[安曇野市美術館・展示室6]

1階の常設展示室には宮 芳平氏の「ガウンをまとった女」(写真左手前)や「椿」(同2番目)「黒い太陽」(写真右奥)をはじめ、小林 邦氏、奥村光正氏、小室孝雄氏、飯沼一道氏らの作品が展示されています。また、1階には歩廊門から無料で入れる喫茶、ショップ、歩廊も。ところで、安曇野市美術館と言えば1万坪近い敷地に約250種500本余りのバラが咲き誇る鑑賞無料のバラ園も魅力的です。5月中旬~6月上旬の最盛期には「ローズウィーク」と題しバラの苗販売や陶芸作品の販売も行われます。
[安曇野市美術館・展示室3]

 
[安曇野市美術館]
*場所 … 長野県安曇野市豊科5609-3
*開館時間 … 9時~17時(入館は16時半まで)
*休館日 … 月曜日、祝日の翌平日、12/28~1/4
*入館料 … 一般520円、大学生・高校生310円、中学生以下無料(※70歳以上の安曇野市内在住者と障害者手帳をお持ちの方と介助者1名も無料) ※バラ園は無料
*駐車場 … 無料(普通車約100台)
 
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安曇野市美術館

TEL.0263-73-5638