REPORTレポート

大町・安曇野・松本 レポート

2024.09.15北アルプス国際芸術祭 / 曇雨

9/13(金)から大町市で「北アルプス国際芸術祭」が始まりました。市街地、東山、仁科三湖、源流、ダムの5エリアを車と足を使って巡りながら、38の芸術作品と大町市の歴史や文化に触れる旅を楽しめます。塩の道の歴史を今に伝える ちょうじや(※別途入館料200円) の床に展開された巨大なインスタレーション「時に宿る」(写真)は、塩で大町市の山と街を表したかのよう。手前の模様はどのようにして作ったのだろうかと不思議にも思いました。
[市街地エリア・塩の道ちょうじや]

旧大町北高等学校には「アフタリアル2」「Library of Wooden Hearts」「ダイダラボッチを追いかけて」「大町北高双六カフェ」がありました。印象に残ったのは「アフタリアル2」(写真)。真っ暗な前室で目を慣らしてから作品展示室に入ると、震える糸が、細かな周期で点滅を繰り返すライトに照らされていました。
[市街地エリア・旧大町北高等学校]

JR信濃大町駅からほど近い空き店舗を利用した「居酒屋MOGUS」では、毛糸で作られた80種類の素材を使って、フードモンスターが生み出されていました。「いつも見てます。大町市の市民農園を利用していて、三連休は大町市に居ます。前回の国際芸術祭に遊びに来て面白かったので、また来ました。」とは神奈川県からのお母さん。また、お嬢さん(写真)が「(無料のワークショップが)楽しかった!もう1回やりたい。」と話してくれました。
[市街地エリア・商店街の空き店舗]

東山エリアの「竹の波」(写真)は地元の竹が骨組みに使われ、作家が台湾から持ってきた竹で公民館を囲み込んだ巨大なインスタレーションです。手前の田んぼの稲穂がこのところの雨風で倒れ込んで作品に波のような模様を添えていました。尚、作品鑑賞パスポート は会期中有効のため、数日に分けて楽しむこともできます。
[東山エリア・八坂公民館]
  
*9/14(土)・9/15(日)13~17時には大町市街にて「北アルプス 呑み歩き」(※旧名称:三蔵呑み歩き)も行われました。
 

[北アルプス国際芸術祭]
*場所 … 長野県大町市
*開催期間 … 2024年9月13日(金)~11月4日(月)
*開催時間 … 9時半~16時半(※会期中は水曜定休)
*鑑賞料 … 作品鑑賞パスポート一般3,000円、16~18歳1,500円、15歳以下無料
 
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北アルプス国際芸術祭

2024年9月13日(金)~11月4日(月)
 

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