浅間山の第二外輪山に取り付いた10時頃から、北寄りの風に乗って雲が流れ込んできました。避難シェルターから第二外輪山の稜線にかけてはガスの中。第二外輪山の登山道では、ゴロゴロとしたスコリア(火山噴出物)とそれが細かくなった砂利に足を取られやすく、斜度はさほど急ではないものの体力が削られました。
[浅間山への登山道・避難シェルター~前掛山]
出発して4時間20分が経過した11時20分頃、”一般登山者が行ける最高到達点”である前掛山(標高2,524m)に登頂しました。「草すべり」(vol.1参照)で声を掛け合い、途中までご一緒した群馬県からの4名グループのお1人(写真一番左)が、「毎年、浅間山系のいずれかの山に登っています。今年は前掛山が解禁になったので『前掛け』を着けて登ってきました!」とお話しくださいました。
[浅間山への登山道・前掛山]
数十万年前から大規模な噴火と山体崩壊を繰り返してきた浅間山は、成層火山(=ほぼ同一の火口からの複数回の噴火により、溶岩や火山砕屑物等が積み重なってできた円錐状の火山)であり、日本百名山の一つでもあります。前掛山山頂近くの地面に手を触れると、ほんのり温か!地熱による温もりに、改めて火山のパワーを感じました。
[浅間山への登山道・避難シェルター~前掛山]
帰りは疲れた身体に鞭打ち、標高差約260mの急斜面「草すべり」を登り返すことになりました。同じ標高差を登るならJバンドから第一外輪山の稜線を歩くルートにすれば良かったと後悔しつつ振り返ると、かかっていた雲がとけて浅間山が姿を現しました(写真)。その後、一瞬だけ雨にも降られ、車坂峠に戻るまでの約8時間の山旅で夏山登山の醍醐味をすべて味わった気分になれました。
[浅間山への登山道・湯の平口~トーミの頭]
*こもろ観光局 で実施予定の8/11(火祝)と8/22(土)の登山ツアー「ハロー!浅間山登山」は満員となりました。
[浅間山]
*所在地 … 長野県小諸市、群馬県嬬恋村
*登山口 … 車坂峠
*下山 … 車坂峠
※入山の際には必ず入山届けを提出ください。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、水・食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等