
剣ヶ峰山頂では山頂標識を入れて記念写真を撮る姿が数多く見られました。強めの南風で登山時に火照った身体を冷まし、栄養補給してから乗鞍本宮奥宮の鳥居(写真)をくぐりました。その後、登って来た道を肩の小屋まで戻り、次の目的地である富士見岳(標高2,817m)に向かいました。
[乗鞍岳・剣ヶ峰]

乗鞍岳では初夏の高山植物が花盛り!肩の小屋周辺にはハクサンイチゲのお花畑が広がっていました。大雪渓から肩の小屋にかけてはコイワカガミやチングルマ、キバナノシャクナゲが、朝日岳と富士見岳の山頂付近のザレ場には高山植物の女王・コマクサ(写真)があちこちに咲いていました。
[乗鞍岳・富士見岳]

剣ヶ峰山頂から肩の小屋までの下りは約50分でした。小休止のあと肩の小屋から緩やかで歩きやすいルートを登って約20分で富士見岳山頂へ。乗鞍山頂(畳平)シャトルバス の終点の畳平は日本一標高の高いバスターミナル(標高2,702m、写真左)です。
[乗鞍岳・富士見岳]

大雪渓の下部(写真)ではスキーヤーとスノーボーダーが何度もハイクアップして100mほどのコブ斜面を滑っていました。行き帰りのバスでご一緒したスキーヤーさんが「いつも見てます!まさかこんなところでスノーナビさんに出会えるなんて。大雪渓では自分達でコブを整えながら8月中頃まで滑ります。」とお話しくださいました。
[乗鞍岳・大雪渓]
[乗鞍岳]
*所在地 … 長野県松本市、岐阜県高山市
*登山口 … 肩の小屋口
*下山 … 肩の小屋口
※入山の際には必ず入山届けを提出ください。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、水・食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等