
7/12(土)から 八方アルペンライン の早朝営業と 黒菱第3ペアご来光運行 が始まりました。この日レポーターは日帰りでの唐松岳登頂を狙って、7時発の八方ゴンドラに一番乗りして八方尾根自然研究路へ。幸い上の樺手前(写真)まではガスが掛かり時々弱い風も吹いていたため、暑さによる体力の消耗を最小限に抑えることができました。
[唐松岳への登山道・下の樺~上の樺]

すれ違ったトレイルランナーさんが「いつも見てます!丸山ケルンは雲上に抜けていましたよ。頑張ってください!」と励ましてくださいました。下の樺~上の樺のつづら折れ区間と上の樺手前の急斜面を横切る区間(写真)には今冬の大雪により登山道が少々崩れた箇所が。尚、7/12(土)から八方池山荘横と第2ケルン手前のトイレが使えるようになっています。
[唐松岳への登山道・下の樺~上の樺]

唐松岳への登山道で残雪を踏む区間は、上の樺中盤(約15m)と扇の雪田の手前(約10m)、丸山ケルン手前(約50m、写真)、丸山ケルン~唐松岳頂上山荘の区間中盤(約3m)の4か所でした。いずれも、深く沈みこむことは無く足跡を辿ってしっかりキックステップすればアイゼン無しで登れました。
[唐松岳への登山道・扇の雪田~丸山ケルン]

10時半頃に後立山連峰の稜線に掛かっていた雲が解け始めて、白馬三山や唐松岳(写真右奥)、五竜岳が姿を現しました。丸山ケルンに着いた登山者からは「おぉ!きれい!」「ここがゴールでもいいな…」といった声が。丸山ケルンを出てしばらく進むと雲間がさらに広がり、日差しが届く時間が長くなりました(※唐松岳 vol.2へ続く)。
[唐松岳への登山道・丸山ケルン~唐松岳頂上山荘]
*見頃の花 … イブキジャコウソウ、イワシモツケ、イワカガミ、ウラジロヨウラク、キバナカラマツバ、シロバナクモマニガナ、タテヤマウツボグサ、タテヤマリンドウ、タニウツギ、チシマギキョウ、チングルマ、テガタチドリ、トキソウ、ノビネチドリ、ニッコウキスゲ、ハクサンタイゲキ、ハッポウウスユキソウ、ホソバツメクサ、ミヤマアズマギク、ミヤマムラサキ、ヤマブキショウマ、ユキワリソウ、ヨツバシオガマ、ワタスゲ、オオサクラソウ、シラネアオイ
*咲き始めた花 … アカバナシモツケソウ、オヤマソバ、キジムシロ、タカネナデシコ、ハッポウタカネセンブリ
*カフェ ピラール のトイレについては断水のため使用できない状態が続いています。
[八方尾根自然研究路 オープン内容]
*期間 … 2025/5/31(土)~6/1(日)、6/7(土)~11/3(月祝)
*時間 … 八方アルペンライン は7/12~7/13が7:00~、7/19~7/21・7/26・7/27・が6:30~、7/22以降の平日が7:00~、黒菱ライン は7/12・7/13・7/19・7/20・7/21・7/26・7/27が4:30~、7/14~7/18が7:45~、7/22以降の平日が7:15~
*料金 … 八方アルペンライン往復/大人3,400円・小学生2,200円 →早割券で大人3,000円、小人1,850円!(チケット売場窓口での引換の必要なし!ゴンドラ改札口へ直接お持ち下さい)、黒菱ライン往復/大人2,300円・小学生1,400円(※未就学児については、両ラインとも同伴の大人1人につき1人無料、2人目から小学生料金)
*今季の八方レポは週1~2回更新します。
*レポート写真元素材をご希望の方へ
reported by Snownavi