
乗鞍岳(標高3,026m)、立山(同3,015m)に続く日本百名山シリーズの第3弾は浅間山(同2,568m)です。ただし、活火山の浅間山(前掛山)は噴火警戒レベルが「1」の時だけしか登れないので(※現在は「2」)、外輪山で最も高い黒斑山(くろふやま、標高2,404m)を目指しました。7時15分に車坂峠(標高1,973m)の登山口を出発し、表コース(写真)を登って行きました。
[黒斑山への登山道・表コース]

緩い上り坂のあと車坂山(標高2,055m)から一旦下り、やや急な斜面を登ると視界が開けました。南側に広がった雲海の先には八ヶ岳(写真左奥)や南アルプスが、西側の手前の 高峰マウンテンパーク の奥には北アルプスの山並みが望めました。
[黒斑山への登山道・表コース]

登山口から約1時間で槍ヶ鞘(標高2,294m)に着くと、再び視界開けて浅間山(写真右奥)の雄姿が目に飛び込んで来ました。ここからがメインディッシュとなる外輪山の稜線歩きです。まずは、岩場の急登を通ってトーミの頭(写真左上、標高2,320m)へ向かいます(※左端に見える登山道の中ほどの赤い点が人です)。
[黒斑山への登山道・槍ヶ鞘]

稜線に出た9時頃に日が差す時間が長くなり、それまで強めに吹いていた南風も弱まりました。槍ヶ鞘から約10分でトーミの頭に着くと群馬県からのお2人(写真中央と右)が「こちらから回り込むと景色がさらに凄いですよ!」とゴツゴツとした岩場の先に案内してくださいました(※ 浅間山 vol.2へ続く)。
[黒斑山への登山道・トーミの頭]
[黒斑山]
*所在地 … 長野県小諸市、群馬県嬬恋村
*登山口 … 車坂峠
*下山 … 車坂峠
※入山の際には必ず入山届けを提出ください。
※装備 … バックパック、雨具、ダウンジャケット、タオル、着替え、ザックカバー、水・食糧、持病薬、手袋、サングラス、日焼け止め、携帯電話等